接客

 この夏こそは連休を取って、家族を旅行に連れて行こうと思う。知っていますか。石川県にウルトラマンスタジアムという施設があるのです。そこを中心に、温泉にもつかって来ようかと。
 まだ僕の休める日が定まってはいないのですが、妻が近くの旅行会社に行って資料を漁った上で、窓口の人に相談したようです。なにしろこのウルトラマンスタジアムを含めた観光コースの案というものがどこにもないらしく(つまりおそらくはそれほどマイナーであり、近隣にな〜んもないのでしょうね。あ、取手フィッシュランドという遊園地内の施設だということは承知してます!)、何かアドバイスしてもらえるかなと。
 ところが対応してくれた方が、「ないですね」以上。
 「研修生」という札をつけていたようなので、ベテランのように知識はないのはわかりますが、それならちょっと調べてみるとか、知ってそうな先輩に聞くとか、何かできるでしょ。ただパンフレット見て「書いてある通りです」と。それ以上何も言わないので、妻が「じゃ何もないんですか」と聞くと、先述の解答。「ないですね」。
 この人、絶対この仕事辞めた方がいいですね。接客全般向いてないと思う。パンフレット以上の接客ができないんだったら、それこそそういう窓口要らんでしょう。旅行慣れしてなくて、ネットでの情報収集も苦手というような人がわざわざ出向いて、接客型の窓口に行くんじゃないん? 対応できないというより対応する気がない。ある意味僕も接客業という側面のある仕事してるので、こういう奴の話聞くとムチャクチャ腹立つんですよ。よっぽど僕がもう一度出向いてそいつ探して話聞いたろかと思いましたが、さすがにそこまでヒマではないので、もっと有効な情報収集に努めます。