真空管アンプ!

 ちゃんとオーディオ機器を使わなくなって久しい。携帯型プレイヤーで歩きながら聴く、ということもいつのまにかしなくなっている。じゃ音楽を聴かないかというととんでもないことで、でもせいぜいパソコンのCDドライブを使うくらい。
 先々月くらいに雑誌でパソコンでもUSB−DACとアンプを使えば立派に鳴らせるということを読んで、年末のボーナスが出たらちょっと考えようか、と思っていた。そんな矢先に、軽音の主顧問の先生が持ってきてくれた情報がコレだった。
 真空管アンプ
 USB−DACもヘッドホンアンプも兼ねるという。しかもバカ安! 僕が考えてたのだとスピーカーも入れてだけどやはり10万くらいはかかってしまう組み合わせだった。さすがに少し躊躇する値段。それが2万未満ですからね! もちろん周波数特性などは当初想定していたものよりは落ちるけれど、まあ入門編としては充分だと思う。そもそも大音量では絶対に聴かない生活だし。
 そして何より、この真空管というのがいい。何が? と訊かれると返答に困ってしまうのだけれど、もしかするとこの要素が一番ツボにはまった点かもしれない。
 どうしてアノ先生は、絶妙なタイミングでぴったりハマるものをチラつかせてくれるのでしょう。少しずつ魔境に誘われているような気がするなあ。