「結婚記念日」何回やっとんねん

 8月4日が結婚記念日なんですが、その前後何度か外食し、その都度「実は結婚記念日なんですが・・・・」と言ったら、どれくらいのサービスをしてくれるか? というのがすっかり妻の娯楽になってしまって、まあ言うたら「結婚記念日荒らし」状態でした。ちょっと気がとがめますが、まあ日のズレも許容範囲かなあ、とは思います・・・・。大抵事前に伝えておくと、窓際の眺めの良い席をとっておいてくれたり、最後のデザートをメッセージプレートつきのちょっと豪勢なのにしてくれたりします。過日の旅行でもずうずうしくもふたつの旅館ともに同じように事前に言ってありましたら、やはり夕食時に大女将のメッセージ付きのデザートをいただいたり、ひとしなオマケをいただいたり。
 そんなことをしていたら、妻の両親が神戸のホテルで一泊とディナーのセットをプレゼントしてくれました。せっかくですのでもう一日無理やりに休めるようにさせてもらって行って来ました。ここには事前には「結婚記念日」と伝えてはいなかったのですが、ディナーの席で給仕して下さってた方とのやりとりの流れで記念日のプレゼントとして来たことを話しますと、「もっと早く仰って下されば!」と、何かできることを考えて下さいました。そして写真を撮りすぐにプリントして下さいました。食事はほぼ済んでいたので、コースにはなかった食後のコーヒーを淹れて下さいました。ホテルマンという方は、本当に「サービスする」ということに誠心誠意なのだと思います。ホテルマン出身のバーのマスターの方々を拝見していてもつくづく思うことです。この日も、とても嬉しかった。

 僕自身としては、記念日当日は夏期講習などで忙しかったので、一週間後の11日にディナー等用意していました。まあこれが本当の記念日ということで。その時行った堀江の「川と山」というお店がすごく良かったんです。これはまた改めて書きます。