よいお年を

 忙しさが増しているのか、自分がトロくなっているのか。ようわかりませんが、とにかくますます忙殺される日々です。みんなそうなんだろな。
 今年はとにかく3年生を卒業させようというところから始まりました。そしてその目標は完全には達成できませんでした。が、ヤツらはヤツらとして結果的にはいい経験したのかな、という報告も後にもらえました。
 そしてまさかの担任続投から新年度がスタート。しかも「任命者」以外誰も望まなかった学年主任として覚束ない足取りで動き出しました。上向きの人の行く研修に参加させたりと、「任命者」が僕を重用する理由がサッパリ判らないままに(他人が嫌がったモノが全部僕に回ってきたという側面もあるのですが)、一方で主任らしい働きは教科の主任の方も含めて何一つできないままに気がついたら2学期も終わってしまいました。初めて接する難しい状況の子もおり、40を越して未だ手探り。ふと周りを見渡すとなんでそこまで、と思うくらいみなさん熱心でよく働きます。熱心なのはもちろんいいことなのだけど、ここまで教員って「サービス」必要なのかな、と、昨今の情勢に揉まれつつ懐疑も抱きつつ思いもしますが。まあ、気づけばやっぱり担任以外自分の働きが想像できないくらいハマっておりますが。
 プライベートでは結婚もまだまだ4年半ですがどれくらい妻を大事にできてるかなと自問しつつ、もっと「良い夫」になるべく努力の余地ありありだなあと振り返ります。やっぱり永い独りもん時代の名残か、気づけば自分の時間なり自分の世界なりを結構大事にしていて、一方で友だちと遊んだり飲みに行ったりは激減させざるをえなくなっているのがやや寂しくもあり。

 しかし毎年同じ話になりますが、仕事であれプライベートであれ、こんな自分を助け支えてくれるたくさんの人のおかげで何とかなっていることに改めて気づかされます。それが普段見えてないところが、あれやこれやの不満や不快感につながっているのだと思うと、ほんとにやっぱりまだまだですね。せめて年の区切りに恵まれた人間関係に感謝をしたいと思います。ありがとうございます。どうぞ皆様よいお年を。そして来年もどうぞよろしくお付き合い下さいませ。