今回の余市20歳

 毎年末に出る20歳の余市、今回の「余市1988」にありつきました。前年世界で認められた「余市1987」と並べて飲み比べてみると、やはり個性の違いが際立ちます。1988はスモーキーです。かなり力強い、余市らしい味わい。ところが、ほんの少し加水してみるとびっくり! そのスモーキーな広がりの直後にえも言われぬ甘みが出てくるんです! これかなり好みです。ニッカもさすが力入れてるなあ。もう少ししたら、今度は宮城峡の20歳「1988」が出ます。宮城峡の20歳は初めて(スタンダードに20年はありますが、このシリーズは初めて)。宣伝文句通り、正に「満を持して」の登場。期待するなあ。
 その後久し振りに松林に寄り、旨い蕎麦いただいて帰りました。この日は学校行事で能楽会館での狂言鑑賞があったのです。能楽会館は実は初めて。いいですね、ここも。