続けざまに映画試写会

 妻の試写会当選度は大したもんです。2週続けて試写会に行って来ました。共に、淡々としながら人間の側面を切り取った佳編であったと思います。
 ひとつは『告発のとき』。アカデミーの賞レースにも加わった作品。実話をもとに映画化したもので、イラク戦争を背景に持っています。声高でなく、戦争がいかに人間を壊してしまうかを訴えている。ポール・ハギスは本当にいい脚本家であり演出家だと思います。
 もうひとつは『西の魔女が死んだ』。邦画です。学校に行けなくなってしまった少女と祖母の物語。子どもを使ったお涙頂戴かといぶかったのは杞憂でした。もちろん最後は泣けるのですが、品のいい涙なのだと思います。梨木香歩の原作を読んでみたいと思います。これはきっと生徒にも勧められると思うし。
 一方で、観たい映画が一杯。『ザ・マジックアワー』『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』『ノーカントリー』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『イースタン・プロミス』『シューテム・アップ』・・・・もう終わってるのもあるよな。