複雑な心境で終業式

 今日の終業式で1年間全て終了したわけですが、次の始業式に自分が居るかもしれない、居ないかもしれない、という状態はとても歯切れが悪いですね。転勤だったら何の別れの挨拶もなしにサヨナラするわけですし(例年新学期早々に「離任式」というのはあるんですが短時間ですし、それに今回は人数がハンパじゃないのでまともに離任式自体成立するかどうかもわからない)、あんまり大袈裟に「もう会えないかもしれない」なんて言っておいて蓋を開けたらやっぱり居ましたではあまりにバツが悪い。オーバーにするのが気恥ずかしくて、結局ごく普通に終わりました。それでも週明けに内示が出たらメールちょうだいな、とそっと言ってきた子もいましたが。
 どのクラスも終礼が終わり、一通りの喧騒がやがて静まって生徒の姿がなくなるまで、なんとなく廊下で様子を眺めていたことでした。