遅刻は遅刻

もうひとつ新知事の話題で。
 新知事といえば最近騒がれたのがNHKとの対立。まあどうでもいい話なのだけど。NHKがどれだけ偉そうかというのはご出演経験のあるY田先生から伺っていたので今更驚かない。遅れることは最初から言ってあったとかなかったとか、公務をやめてでも出演しろと言ったとかいないとか、に至ってはもう当事者しか真相はわかりようもない。当の番組を見ていないのだし何も断言はできないが、知事が気分を害するのは無理もなかったのかもしれない。
 ただ気になるのは、知事が「遅刻扱いされた」と憤慨なさっていることだ。理由がどうあれ、時間に遅れればそれは遅刻なのだ。「遅刻」という語の中には事情や理由の正当性ということは一切含まれていない。こんなこと、社会人であれば誰だって先刻承知のこと。他はどうであれこの一点自身に非のあることは揺るがしようがなく、そこをすっ飛ばして声高に自己主張されると生徒指導に障りが出るのでやめてくれないかな、と、「給料半分にされて当然」の下級公務員は思うのでした。