新蕎麦 枚方「天笑」

これが鴨汁

 妻と一時間半かけて行って来ました。こちらは夜は7時でおしまいなので(普通蕎麦屋さんは仕舞いは早いもんです)ちょっと急ぎました。
 妻は初めてです。僕も久し振りです。この日の蕎麦は細切りが長野白馬の蕎麦、荒挽きは宮城秋保の蕎麦。そばがきと、妻は温かいとろろ蕎麦、僕は細打ちのざるを注文。もちろんお酒も。黒龍というお酒です。お通しも出てくるんですごいです。お客もよく入ってます。しばし順番待ち。とろろには温泉たまごが付いて来ました。これがよく合う! ざるはもちろん旨いです。コシがあります。僕はもう一杯、荒挽きの鴨汁というのを頼みました。荒挽きというと僕は勝手に、いわゆる「田舎そば」みたいなごろごろと太くてもそもそしたのを想像してたんですがこれが全くそうではなくて、蕎麦粉は荒く挽いてあるんだけど蕎麦はあくまで細く切ってあって、これこそ「野趣溢れる」というやつなのです。この鴨汁がものすごく気に入りました! そしてもうひとつ、小倉そばがきなるものがあってそれを頼んでみました。なんとそばがきにあんこが乗っている! デザートなんです。でもこれが意外と合う。ここのそばがきはふわふわなんです。それがあんこと自然に馴染む。おもしろいもんですねえ。
 蕎麦しか食ってないのに腹一杯になってしまいました。京阪も特急に乗ってしまえば京橋まで15分ほどです。でも、やっぱりそうしょっちゅうも行けそうもありません。