マーロウは甘かった？

　サム・スペードとフィリップ・マーロウという全く性格の違うキャラクターを、全く同じノリで演じてハードボイルドの代名詞となったハンフリー・ボガート。僕も大好きです。
　先日テレビ番組で高橋秀樹がお勧めしていたプリンがあり、そのブランド名が「マーロウ」というのです。ロゴを見るとまさしくあのトレンチコートのボギーではありませんか！　妻はプリンの味に、僕はロゴとネーミングに惹かれ、ネットで検索していくつか注文してみました。こちら。http://www.marlowe.co.jp/pudding.html
　プリンにボギー。まさかの取り合わせですが、このお店の方がお好きだったのでしょうね。妻も、きっとテレビでプリンを美味しいと食べていたタレントさんの多くも、この古き良き時代のハリウッドスターを知ることもなく夢中になっていたのだと思いますが。
　届いたプリンはひとつのサイズがおっきい！　ひとつを二人でつっついて食べてるのですが、かなり本格的なプリンですよこれは。バニラビーンズが散らばっていて、濃厚です。でもしつこくない。カラメルはほろ苦く、明らかに大人を相手に作ったプリンです。数ある種類の中から４つ選んで注文したのですが、中に「ウィスキープリン」というのがあって、思わずそれも入れてしまいました。妻にしてみれば迷惑千万なチョイスであったでしょう。他にいくらでももっと妻好みなものがあったのに。このプリンはアイリッシュウイスキーが入っているということで、香りにも味にもはっきりとウィスキーフレーバーが感じられます。これはたまりません！　アルコールは入ってないと思うのですが、妻には「もっと他に食べたいものがあったむというところでしょう。まあまた別のも注文しますから。
　これはね、いけますよ。皆さんもぜひおひとつ。