お礼に一杯

親父さん早くも客モード

 過日勤務校の元在校生猿山ニンニクくんに、妻の誕生日祝いの食事をゴチになってしまった事は書きました。新大阪ワシントンホテルに入っている日本料理「銀坐」にて修行中の青年です。お礼に一杯と思っていたけれど、この日都合が合ったので松林に行くことにしてました。珍しく焼酎より断然日本酒ねというシブい二十歳。これなら松林は喜んでもらえるだろうと思いました。現任校の子と飲むのはこれが初めて。
 酒は山形正宗→菊姫→真澄と進みました。この日は週末ながらお客は少なく、早々に親父さんもカウンターの方でワインを開けて飲み始めました。せっかくここに連れて来たなら親父さんや常連さんと喋ってもらえた方が魅力がわかるというもの。ありがたい。僕とどういうつながりか、彼が今どんな仕事してるか、店を持つ夢があるんだ、というような話をしてました。いつのまにかお客はO田さんとT島さん。カウンターで完結している営業終了後のプライベートモード。大学で試験中というのに駆り出されていたT山くんも上がり、mifiko嬢ばかりを立ち働かせておりました。この前の誕生日祝いに差し上げた大黒正宗大吟醸が登場。まだ少し残っていた模様。これを座の皆さんにふるまわれるmifiko嬢。猿山ニンニクもこの僕贔屓の酒をいたく気に入ってくれました。僕はこの日ちょっと許容量を越えた酒量で、残念ながら大黒は辞退。ここ来る前にバー・ハーバー・インでダブル2杯飲んで来てたのでねえ。猿山ニンニクはなんせ料理人ですからね。普段から酒も鍛えられてます。僕よりよっぽど強い。魔王ももらって飲んでましたが、平気でしたね。
 まあ、これで彼も松林の虜です。また飲みましょう。「びんびや」にも行こう、ということで。 ☆「びんび」というのは四国で魚のことだとか。この日の話の中でここの魚は旨いそうだ、という話になっていたので。猿山ニンニクくんは愛媛からこちらに戻ってきた人間なので。