ドラマーは8歳!?

実はステージ撮影禁でした

 なかなか日記に手がまわりませんね。更新怠ってます。
 
 
 妻が折り込み広告で見つけて応募していてくれた、ジャズライブの招待券が当たった。当たったのは応募者一名のみ、というやつなのだが連れも安くしてくれるらしい。
 ということでこの日は武庫之荘の「LSA」(live spot arrow)へ。かなり大きなしっかりしたハコです。ステージを横から見る間近なところに席を占めました。メンバー濃いです。ベースのいかにも人の良さそうなおじいちゃん、という感じの人がリーダーらしくMCも担当。メンバー紹介ではご自身のことは「司会の西山でした」と。トランペットは若い方。ピアノは女性。サックスは、楽器を下げてなかったら通勤帰りのお父さん、というふうにしか見えない。トロンボーンは逆にどこからみても「ジャズマン」というオーラの外国人。おっきな人です。そしてドラムが恐ろしい、8歳という鬼塚大我くん! 本気でフツーにジャズドラマーです! 時にはマイペースのテナーおじさんをバックから煽ってみたり!
 ところが、実はおっそろしいのはこの8歳ドラマーだけではありませんでした。トロンボーンの外国人さんは、なんとソニー・ロリンズのバンドでずっとやっているクリフトン・アンダーソンだった! なんのことはない、最近買ったロリンズの新譜のメンバーじゃないか! そしてベースのおじいちゃんは、そのロリンズの新譜「sonny,please」でロリンズが新曲を捧げた主! アルバム中の「nisi」というのは、この西山満さんの「西」だったのだ! なんにも知らんと行った。なんにも知らんと聴いてた。プロに失礼な言い方やけど、全員が全員、むっちゃうまいなあ! などとほざいていたのだが、ホンマに失礼しました! 殊に第二ステージでは好きなナンバーが演奏されて、「ナイト・イン・チュニジア」には本当に痺れました。
 しかし妻のセンサーは凄いです。ジャズのことなんにも知らないのに、よくぞ見つけてくれた! そしてよくぞ応募してくれた! でそれが当選するんだから。おかげでまたまたどっぷりとジャズに浸ることができました