久々にライブを聴きに(昨日の日記)

romantic blueのステージ

 「ジャズ聴きに行かへんの?」
 「ん〜、なかなかな・・・・」
 という会話を年末にしとりました。妻と。そりゃ行きたいが、時間も先立つものもサッパリだからねえ・・・・。そしたらチラシかなんかで地元近所の店でジャズのライブやってるとこを見つけてきてくれた。「これ一緒に行こか」。ジャズ専門とはなかなかいかないが、意外とライブやってる飲み屋さんが多いことが判明。で、昨日聴きに行って来ました。
 毎日使っている駅のすぐそばでした。その日はギター二人という珍しい編成。お店に入ってみると本当に小さなとこで、ステージも確かにそのくらいでないと立てない。時間が来たらテーブルで談笑してたうちのお二人が立ち上がり、ステージへ。こういうライブが初めての妻、「え、この人なん?」。あとはお店の常連さんという感じ。初めてで挙動不審なのは我ら夫婦だけ。だから最初は硬くなってましたが演奏が始まればすぐのめりこんでました。
 「スペイン」に始まり、ジャズその他のスタンダードを次々と演奏。二人のうちリーダーらしき方の弾き出す音のひとつひとつがものすごく太い! ピックを使わず指の腹でそれも殆ど親指だけで高速演奏。これは凄い! ステージの合間にママさんとお客さんが話してるのを聞いてると、なんでも弦が普通のギターより相当太いらしい。なるほど!
 2ステージ、帰りの電車の時間を気にする必要もなく、ゆっくり聴くことができました。「ニカズ・ドリーム」をやってくれた時は嬉しくて思わず大きく頷くと、お二人のうちのひとりが「相当お好きみたいですね」と声をかけてくれた。あ、席はステージに一番近い(というかステージのすぐ鼻先)のカウンターに座っていたので。2ギターバージョンのこの演奏を聴けただけでも値千金というものです。
 お酒も予想に反し意外と揃ってて、マッカランの1975年というやつやら、ボウモアマリナーやら、飲みました。ジャズを知らない妻も、演奏者のアクションなんかも含めて楽しんでくれたよう。遅くなりましたが楽しい夜でした!(ただしお陰で今日のクラブの試合、ずっと眠たくて眠たくて死にそうでしたが・・・・)