苛々は日々募っている

 生徒の、あまりの学習意欲の低さに、ですな。何を今更という感じですが、じわりじわりと日々つのらせ続けておるのです。
 基本的に勉強をしようという気は全くありません。割合で言うとほぼみんな、です。もちろん僕も勉強は決して好きではなかったですが、授業である以上嫌いな教師の科目であれ、「授業は受けるもんだ」「勉強はするもんだ」「壇上に人が立てば(お義理でもフリでも)話は聞くもんだ」。それ以外の常識はないと思っておったものですが。いや、まあ友人は当時からお喋りしたり居眠りしたり内職したりしてましたけどね。でも、なんちゅうか、度が違う。意識そのものに勉強がない、と言うか、常識そのものに勉強というものが存在してない。
 無意識のうちに喋りはじめてしまう。時には無意識のうちに口笛吹いちゃってる。寸暇を惜しんで寝る。かなり真面目な性格の子でさえ、人の話を聞いたり与えられた作業をする姿勢そのものが殆ど自宅でテレビを寝転がって見てるような体勢。
 授業をする以上、相手がレベル低いからとか言ってバカにしたような単純作業に堕するつもりはない。基本的には目的は「自分の頭でモノ考えられるようになること。何にでも興味を持ち、自分の意見を持とうとするようになること」ですから、いろいろ考えて刺激を投げかけたり工夫して作業を与えたりするのですが。こないだから書いてる「頑張るとは」なんて問いかけもそうですよね。
 時々強烈にイライライライラ! と来るのですよね。怒ったってしょうがないのですけど。もう少し、どうにかして行けないものかなあ・・・・