夏の終わりに肉

　金曜日の始業式を控え仕事も既にぐるぐる回り始めているにもかかわらず、今日は年休とって昼飯を食いに出かけた。過日結婚記念の祝いにと石切一泊を頂いた話をしたがあれは妻の母からのプレゼントとのことで、今度はおとうちゃんが「これでメシでも食いに行ってこい」とお金を下さった。で妻曰く行きたい店がある（ただし夜は高いらしいからランチで）と言われたのですよ。今日しかございません。明日は急に出た編入希望者の為の入試業務だし。
　で行ったのが「ステーキハウス神楽」。阪急苦楽園口からすぐの処。夙川沿いですな。そういえば春に花見に来た時にここに来たいと言ってた。思い出した。同じ建物に蕎麦屋も入ってるがな････。
　いわゆる鉄板焼きというやつですね。目の前で焼いてくれる。しかもこちらはパフォーマンスタイプで、塩や胡椒の容器を華麗にぶん回しながら、また軽やかに音も鳴らしながらの調理。こんにゃくがお魚の形に切ってあって、これがぴょんぴょん跳ねる「踊り食い」。絞ったレモンはポンと投げて帽子のてっぺんや胸のポケットにしまう。お肉にはコルトのリボルバーの形をしたライターで点火、でっかい炎を上げてくれる。海鮮ということで先に焼いてくれた海老の尻尾をこれまた丁寧に焼いて、「こちらメインディッシュ」です、と恭しく出してくれるもんだから、つい「ではナイフとフォークを」と応じてしまったではないか。かなりおもろい。もちろんそういうケレンばっかりでなく、味も大変おいしゅうございましたよ。黒毛和牛のコースにも惹かれたがさすがにランチでも高い。でもそこまでせずとも充分満足。ニンニクをまた大量に焼いてくれた。妻がニンニク大好きで僕がちびちび肉に添えてるのを見て「まあお上品」と言うから「それじゃあ」と全部喰ってやった。背徳の甘み。明日は知ったことか！
　やはりたまにお肉もよろしいな。外に出るとまだまだ晩夏の青空。２杯飲んだ生ビールが改めて冴えました。

ステーキハウス神楽（苦楽園口店）http://www.kagura.net/

＊　紫さんの新しく引っ越したブログ、アンテナに追加しました。
　　http://choyushi.seesaa.net/