バレエ鑑賞

 卒業生のOから案内をもらっていて、バレエ教室の発表会に行く。
 確か前にも一度書きましたね。彼女はバレエスクールの先生の娘さんで、今はそのスクールでも指導者的立場にあるらしい。スクール生が激増したとのことで、今回は昼間と晩の2部制。そうしないと生徒を出演させきれないという事情なのだろう。僕は日中用事があったので、第二部の方をみに行った。会場は門真。ひさしぶりのおけいはん
 古川橋に着いて降りるなり若い男性が後ろから追っかけてきた。「げ」と思ったら卒業生だった。これから観に行く子のひとまわり上の卒業生。そう忘れもしない天才セッター。バレー違いですな。一年生からレギュラーセッターだった。他校のどの顧問の先生も羨む力量。採用試験に受かって、この春から小学校で働いているそうな。1浪しただけで合格かあ。やっぱりすごいなあ。
 思いがけない再会でほくほくしながら会場へ。1部が済んだところで大騒ぎになってる中をなんとか這いこんで席を獲得。舞台は生徒がソロか小人数で登場して有名な演目の一部を演じては交代して行く形態。こうでもしないとみんな出してあげられないのだろう。まだ始めて間もない生徒さんも多いようで正直足取りの覚束ない人も多いが、幼児から年配の方まで、みなさん立派に演じられていた。すごいなあ。複雑な動きや流れももちろん難しいのだろうが、実は止める処でピシッと止める、これが一番難しいのだと改めて実感。
 お目当てのOは最初と最後に登場。最初は短い出番だったがラストはじっくり堪能できた。口直しと言っては他の生徒さんに失礼だが、「やっと見ごたえのある舞いを見せてもらった」という気分。指導と自分の稽古と並行で、大変だったろうに。
 終演後ロビーで会うことができたが、圧巻の舞台上とは一変、会って話せば変わらぬOさんである。これはこれで妙にホッとする。彼女のカメラで一緒に写真撮ってもらった。プリマドンナとツーショット、いい気分である。後で送ってくれるというから、いただいたらこの日の写真にアップしちゃお。