修学旅行 帰阪日

 夜行バスは約2時間おきに休憩をとる。だんだん生徒も動きが鈍くなる。僕らは仕事だから休憩のたびに起き出してサービスエリア内の巡回、そして人数確認。
 朝6時半頃、学校最寄のJR駅前に到着して解散となった。あとは1台のバスに教員と荷物を積み込み、学校まで行った方が帰るのに都合のいい生徒数人を乗せて学校まで。JRの時点で教員も一応解散。でも個人的には担任はみな学校まで戻って欲しかったな。僕も帰る便ならJRで失礼した方が早いのだけど。本部荷物はダンボールで5箱ほどある。学校では教務主任が休日出勤し、一応無事帰還を待っている。付き添い補助の先生方はともかく、担任は学校まで来てはじめて任務終了が当たり前に思っていたから、おられない方がいた方が意外だった。まあ、小さいことなのだが。
 この日早速練習があるというサッカー部の連中が荷物を上の階に上げるのを手伝ってくれた。残った担任4人で近所の喫茶店でモーニングを食べて解散。
 大過なく全行程が終了した、と、ようやくこの瞬間にほっとすることを許されるのだ。とにかく今やりたいことはひとつ。寝ることです!