先生

今日はなんだかネタが多い。
① 何人かの恩師と年賀状のやりとりを続けさせていただいているが、そのうちのお一人、中学校1年生の時の担任の先生が今年の年賀状でmixiの紹介を乞われていた。僕は昨年知人から招待を受けていたので早速ご紹介申し上げた。その先生がmixiに参入され、思いがけず交流を持てる場ができた。僕がお世話になった頃の先生の年齢を、僕はもうとうに過ごしている。卒業以来お会いしないが、そのmixiに掲載されていた写真を拝見するとすぐ当時の空気がありありと思い出された。嬉しかった。嬉しかったついでに、何人かの方にmixi紹介のメールを送った。はてなと関係ないところではりきっちゃって、ごめんちゃい。


② テレビを見ていたら、家のすぐ近所の小学校の先生が紹介されていた。阪神大震災の「復興担当教員」というのをされている先生。
震災当時の「失敗」を繰り返すまいという思いをお持ちで、担任を持たず学校全体の生徒に目を配る「復興担当」という職に就かれているようだ。
その「失敗」というのは、震災の時担任していた生徒に充分な対応をしてあげられなかった(厳密に申せば混乱していて充分な対応が出来ていたかわからなかった、ということなのだが)。それゆえ今は反省と経験を活かして出来る限りのことをしたい、とお考えのようだ。その先生が、気にしておられた震災当時の卒業生と会われた。その後をとても気にしておられたが、見る限り明るく元気にしておられる。そればかりか、震災当時のその先生からもらった言葉を励みに今も暮らしておられることがわかった。
教員って、本当にいつまでも生徒や卒業生のことが気になるものだけれど、たいていみんなちゃんと生きている。それだけじゃなく、生徒や卒業生が、結局教員の励みになり時にカウンセラーにさえなっている。そうだよ。生かしてもらってるのはこっちなんだよ、と、そこで妙に胸が熱くなってしまった。