卒業生と

宴会でした。前日まで寝不足だったので体はしんどかったのですが、これは外せません。
以前にも書いたと思いますが、前任校の卒業生Ⅰが専門学校を受けるということで、推薦書の手配を手伝ってやったのです。と言うか、本来もと担任の僕が書くべきところなのですが転勤してるので、前任校で書いてもらえる人を探してお願いしたのです。そのⅠが無事合格したときに「一度飲もう」という話になっていて、彼が何人かに声かけたから、と呼んでんれました。
野郎で4〜5人だろうと思って待ち合わせ場所の京橋に行くと(もう時計なんかないのに今でも通称「時計前」なんですね)、来るわ来るわ、最終的には15人にもなってしまった。中には本当にたまたまそこを通りかかっただけ、というのもいて、「呼ばれてね〜よ、俺!」と言いつつ参加。Ⅰが2、3年時僕が担任だったので、2年のクラスと3年のクラスのメンバーが混在。学年8クラスもある学校なので中には喋ったことない者同士もおりましたが。
来る奴来る奴僕を見ては「老けたな〜」「白髪増えたな〜」と言いやがる。「お前もおっさん面なっとるやんけ」と空しい言い合い。でも中には当時そのままという感じの子もいます。大人になったなあ、社会の辛酸舐めてるなあ、と思う部分もあり、変わらないなあ、と思う部分もあり。なにせ大人数ですから「こっち来て」「次こっちやでセンセイ」と俄人気者状態で席を移動し、だいたいみんなと話せたかなと思います。中にひとり来年結婚という子もいました。で、また「生徒に先越されてるやん!」といじめられました。最後はチャチャ入れられながら挨拶しましたが、大袈裟でなく幸せ者だと思ったよおっちゃんは。ほんまええ奴らです。
どれも一品330円という店で、最後の会計が約50000! どっちみち高額になると思ってたので来る途中銀行で引き出すことはせずカードで、と思ってたらなんと「カードは使えないんです」と。えらいこっちゃ。ひとり2千ずつ以上はとらないつもりだったのにそうも言っていられず3千ずつ回収。それでも1500円足りずにひとりから借金と最後はやたらカッコ悪く締めてしまいました。借金ったって、今度いつ返せばいいんだと思いながら解散。それでもみんな「センセイありがと〜」ですから、ほんまにいい奴らでした。