いよいよ一日遅れの本番当日

これが例年の垂れ幕風景

バイトで休む子が各クラスで多発。本来普通の日曜日。何の予定を入れていようと本人の自由だ。それに前日9日を終日空けるためにこの10日の方で全日入っていた子が多く、特にここまで取り組みに頑張ってた子はこれまでバイトを休みがちにしていたので急にまた休むとは言い出し難い。という事情はよくよくわかる。でもなあ・・・・という寂しさがどうしても残る。
ただ、僕も生徒も一日あいたことにより前日までの疲れや不機嫌が払拭され、全体にふっきれた明るさが漂う。
今回クラスのお店はパソコンでのちょっと複雑な作業をしないといけない関係上不慣れな生徒が多くまた予想を上回る客の入りで、本当にまる一日店につきっきりになった。演劇部の公演の時にビデオ撮影のために空けた以外ずっと居ないといけなかった。おかげで他のものは一切見られず。正面玄関の各クラス「垂れ幕」さえ見ず仕舞いに終わった。メシ食う暇もなかった。いくらなんでもこんなのは初めてだった。担任の職員室の番ができてないのが気になっていたが案外他の担任さんはクラスにそれほど手がかからなかったようで、何度かモノを取りに戻った時も常に数人ひとがおられたので安心して席を外し続けられた。クラスでは案外なヤツの一生懸命やら優しい思いやりやらを発見。これだから行事はやめられん。
プリクラシールは売れに売れた。作業が追いつかないくらいだった。パソコン関連品が高くつくのでウチは準備に高くつき赤字が心配されたが、どうやらマイナス会計にはならずに済みそう。もっと営業時間さえあれば用意していたプリクラ用シールは全部使い切れたろうに。まだまだ来るお客を泣く泣くお断りして店仕舞いした。
一方演劇の方も上々だった。現在川崎市にお勤めの前顧問ハマちゃんもわざわざ見に来て下さった。想像を遥かに超える客の入り。中におバカ・ヤンチャな、普段演劇の子らをこバカにしたようなのも結構入って来たから正直どうなるかと心配していたのだが、劇が始まると終始静寂が保たれた。クライマックスでは演じてる方も感極まり、多くの観客を圧倒。終幕後は「感動したなー」という声も多く聞かれた。役者たちはホントに泣いていた。よしよし。よく頑張った。今日は褒めてやろう。
これぞ文化祭と言うにふさわしいフル回転の一日。やれやれ、ついに終わりました!