純愛ブーム?

なんか、また純愛ブームなんでしょうか。
おばさまたちは「冬のソナタ」に熱狂し、あのオトコマエを「ヨンさま」とのたまう(そういえば過日「ゴッド・ディーバ」を観た時、このペ・ヨンジュン映画初主演作の予告編をやってました。タイトルは忘れましたが、内容はラクロの「危険な関係」だそうです。この予告編はギャグにしか見えませんでした。笑って、ゴメンナサイ)。
NHKの朝ドラの予告編をよくテレビで目にするのだけど、あれ見るたびにムシャクシャするんです。「恋をすると、心って汚れるの?」と、薄幸の美少女が失明の危機に瀕した床で嘆くに至っては、もう…。
大ヒット小説『世界の中心で、愛をさけぶ』も、基本的にはこの路線なんでしょうか? 読んでいませんが、映画の予告編を見るとそんな感じですね。映画は原作にない登場人物を創出して、大胆に脚色していると聞きますが。この小説は、僕が畏怖する友人が「なんちゅうしょうもない!」と一刀両断。しかし返す刀で「でも読めよ」とも。曰く、「お前国語の教師やろ」。この本のヒットは空前です。本を読まないと言われる若者に、それほどにアピールするものは何なのか? それは考えなきゃいけないだろう…そういう意味でしょう。しかし「しょうもない」と先に言われてしまうとなかなか手は伸びません。一方で評価する友人もいることだし、はやく読んで、ついでに映画も観てやるか? 案外ハマったりして。こいつをちゃんと読んでから、改めて表題については考えようと思っているのですが。
あ、一方で『Deep Love』なんていう思いっきりエグいのもはやってるんですよね。これもこれで考える対象だ。


と言うことで、今日は早めに職場を出て、梅田のジュンク堂へ。『世界の中心で・・・・』と、おりえサンお勧め、出口汪氏の参考書を買って来ました。明日から読むのが楽しみ☆