スペクターの続き

 ダニエル・クレイグは本作でボンド役を降りるのではないか、としきりに言われています。併せて当然のごとく次のボンドは誰? という話が盛り上がっています。いつものことです。これ妄想するのは楽しい。今回もいろんな人の名前が挙がっています。
 それとはまったく別に、原作小説のイアン・フレミング著作権保護期限が過ぎたカナダで新たな動きがあるそうです。http://jamesbond007news.com/2015/12/02/new-bond-films-being-planned-in-canada/
 いいじゃないですか、アート系の007映画! 原作のネタは既に使い尽くしていると言われますが、そもそも原作とは全く違う話になっているものも多い。それをより原作に忠実にし、単純な娯楽大作ではできない路線の作品にしたら… また短編などでは現行シリーズのテイストには合わない、結構文芸路線を狙った小品もあります。これを素材に面白い試みもできるでしょう。現行シリーズがアクション娯楽大作で、あくまでハッピー・エンドでなければならないという枠組みから、排除せざるを得なかった原作の可能性を活かすチャンスです。現実的には実現にはいくつもハードルがあるようですが、楽しみにしたい話です。

 いつものことですが、ジェームズ・ボンドの余韻を味わうべく、バー・オークス・ドラムで伊藤さんのヴェスパ・マティーニを頂きました。一杯でべろんべろんになる恐るべき一杯。これ飲まないと映画観たあとが締められません。
 それと、やっと店頭でハイネケンのスペクターバージョンを見つけました。全然見かけなくて、ホントに売ってるんかいなと思いました。缶です。ボトルなら置いとくんですが。まあ、中身は普通のハイネケンです。
 お酒の話も溜まってます。まあ修学旅行から帰って来てからですね。