ムーア・ボンド復活??

 おもしろいことしはりますなあ。007新作『スペクター』予告編をうまいこと編集して、もし主演がロジャー・ムーアだったら、ということをしてはります。

 ところでここまでの『スペクター』予告編から判ってきたこと(推測含む)。
・話は前作『スカイフォール』から続いている。スカイフォールの邸宅から焼け残って見つかったものがあるらしい。
・そのうちのひとつが写真。どうやらボンドの少年時代。父親らしき人物と少年ボンド、更にもうひとり少年が映っているが顔の部分が焼けていて見えない。このボンドの幼馴染みが今回重要人物として登場?
・またもボンドあるいはMI−6不要論浮上? 自分を「消してくれ」というボンドの台詞も。
・クレイグ・ボンドの二作に登場した、謎の組織「クォンタム」幹部のミスター・ホワイトが再登場。ただし見る影もない哀れな姿で。「クォンタム」=「スペクター」なのか? それとも別組織で、「クォンタム」をも凌駕するのが「スペクター」?(ちなみに今回タイトルの「スペクター」は007シリーズ初期の敵組織。エルンスト・スタブロ・ブロフェルドを首領とする、世界征服を目論むという昔ならではの大袈裟な犯罪組織。権利問題で長くその存在と名称をシリーズに登場させられなかったが、この度晴れて権利を取り戻したようです。)
・黒幕然とした人物の顔がチラリと。既にこの敵はクリストフ・ヴァルツが演じると発表されていましたが。ブロフェルドとは違う役名が当てられているが、過去シリーズで歴代ブロフェルドが身に着けていたようなグレーの襟の立った服を着ている。彼がブロフェルドになる?
・今回クレイグ・ボンド初の雪山が舞台となり、シリーズでお馴染みのスキーアクションが楽しめそう。第三弾予告編の最後にシリーズ第6作『女王王陛下の007』の音楽が高らかに鳴り響いていた。『女王王陛下の007』はブロフェルド追跡の物語だった。やはりラスボスはブロフェルド?

ムーア版『スペクター』予告編はこちらから。 https://www.youtube.com/watch?v=eJpHIolXg7Q