ハイボールのはなし 3
バーのハイボール
だいぶ以前にも書いた記憶がありますが、素人が作るのとバーでプロが作るのとでは、やはり全然別物になります。「ウィスキーをソーダで割る」たったこれだけのことですが。
そしてお店それぞれの味がある。馴染みの店なら先述の通り「白州で」などという注文もしますが、基本的にはそのお店の味を楽しみたいので、特に初めて入った店なら「ウィスキーは何にしますか」と訊かれても「普段使っておられるもの」でお願いします。
ところで過日は天神橋サンボアさんで「独りハイボール祭」を実施。
白州ソーダ割りの他、
サンボア名物の角ハイボール、
今なら、ということで、
デュワーズ旧瓶、
マルスのブレンデッド、
と、続けました。
甘さ、のどごし、後味… それぞれ違います。
でもやっぱりサンボア・角ハイボールはいいですね。ずっと好みの白州でいただいてましたが、せっかくサンボアさんで飲むならやはりこれがいいかな、と思ったりして。
ちなみに三宮のバー・メイン・モルトさんが、開業より20年ずっと続けてこられたフェイマスグラウスのハイボール一杯500円(!)を、三月より700円+税に改められました(ただし八十歳以上の方は除く、とのこと)。あれ500円でやってはったんですね! そらムチャでっせ! 上げて上げて。もっと上げてもいいですよ! あの一杯も毎回欠かせません。限られた杯数、できれば珍しいモルトを、と思いつつ、いつも一杯目はハイボールに。これからも愛し続けます。
ちなみに2 梅田のバー・ハーバー・インさんでは、特に申し出なければハイボールは白州ノンエイジで作ってくださいます。神戸のバー・キースさんだとブレンデッドのオールド瓶で作ってくださいます。味わいいろいろ。