懐刀

 門外不出の、フルハルター10周年記念万年筆。ところが門外不出にしてると使う機会が殆どない。それで持ち出すことにしたのだけれど、裸で持ち歩く訳にもいかず、しかしバカでかいため入るケースもなし。(写真でペリカンの600サイズのものと比較)
 そんなときに出会ったのが「漆革」。印伝とも言い、鹿の皮を漆で仕上げた奈良の伝統工芸。こちらhttp://ir-sunrise.jp/inden.htmlに詳しく説明されてますが、心斎橋のⅠrサンライズさんで取り扱われることに。早速オーダーしたものが出来上がってきました。
 これはいい! すごくいい! 
 質感といい、色合いといい、ちょっと他にない感じです。これで安心して持ち歩けます。なんか、鞘に収めた懐刀、て感じやないですか?
 この漆革ですが、たくさんのサンプルの中から選べ、形も「こんな感じのものを」という、相当アバウトなお願いができるので、夢が(=妄想が)無限大に広がります。既にひとつ次のものを注文していますし、その後にもふたつ、作って欲しいものが待っている。あまりに下品なので、ひとつずつ、少しずつお願いすることにしてます。