一度はエピソード順に観るべき『スターウォーズ』シリーズ

 劇場版アニメ『クローン・ウォーズ』も含めて全部エピソード順に観ましたよ!
 最終エピソードでダースベイダーはルークを助けて命を落します。公開時にはなんとなく、絶対的な悪の象徴には、最後まで強大な悪の存在であって欲しかったなあ、という思いもどこかにあったのですが。こうしてエピソード順に観ると最後にオビ=ワンとヨーダと並んでアナキンがルークを見守るシーンには感動してしまいますね。業火に身を焼かれて怪物と化した男が、ようやく息子の手で荼毘に付されて良心を取り戻す。感慨深いものがあります。ルーカスは新作の度過去作に手を入れて、この最後のシーンもアナキンの姿をエピソード?〜?に合わせて若いヘイデン・クリステンセンに差し替えてしまっています。作品単体としてはそれはどうかなあ、とも思うのですが、こうしてエピソード順に全作通して観る限りにおいては、これはこれでいいかなとも感じます。ただ、やはり初公開版も抹消せずにちゃんと置いといて欲しいとは思いますが。

 夏の間に観た映画の感想シリーズ、これにてひと段落。