「筆箱採集帳」
さまざまな人の筆箱拝見、という企画です。だから何だと思われるかもしれませんが、これが結構面白い。どこぞの社長さんから小学生まで。使っている人の考え方や生活が結構垣間見えるものだと思います。面白いのが、いわゆる「プロ」の方のほうが、「道具は選ばず」みたいな無造作な傾向が結構強いということ。そんなもんじゃないかな、という気はしてましたが。僕なんかはもちろん無駄に凝ってる方です。
本当にいろんなもんが写ってますが、いっぱい「あ、これ欲しいな」というモノがあった。ものを売るための本ではないので、個々の商品データはほぼ無し。無論現在流通してないものも多いでしょう。う〜!
僕自身は、実は特定の筆箱というものを持ち歩いてない。複数のペンケースで十本前後の万年筆を常時持ち歩いてますが。メモ帳に差してるのもあるな。強いて言えばそれら一切合財をぶち込んでいる鞄そのものが筆箱か。鞄が筆箱なんてオカシイだろ、と言われるでしょうが、この本の定義では「持ち歩くためにチョイスされた文房具のひとかたまり+ケースのユニット」ということなので、いいんです。いつも筆記具はスーツに差したボールペン一本、という方は、そのスーツとボールペンが相当する訳ですな。
あなたはどのような筆箱をお使いか?