活動弁士

 昨日の話ですが。
 某授業で「活動弁士」小崎泰嗣さんという方をお招きして、活動写真やそれ以前の幻燈を鑑賞しているのに呼んでもらいました。面白いですね! 映写機も当時つまり昭和初期更にそれ以前のものを使っておられるのです。ちゃんと動いてるんです。現在の電気機器はたぶんこんなにもちませんね。シンプルなればこそ、でしょう。
 小崎さんは映写技師兼弁士として魅力的に作品を映し出してみせます。大河内傅次郎の「血煙 高田馬場」、日本最初のアニメと言われる「火星飛行」と見せてもらいました。わっかになった短いフィルムを回す明治末期のアニメでは、赤い帽子にセーラー服の少年がひたすら壁に「活動写真」と書いている。これを生徒に機械回させてくれていました。
 面白いですね! 映画の原点。弁士の語りもまたいい。時代が違えば、弁士になりたかったなあ、なんて思います。まあ僕は口がたたないから絶対向いていませんが。
 小崎さんのホームページはこちら。http://www.kozakitaiji.com/katuben_top.html