余市20歳 パート2

 バー・ハーバーインさんにも余市1988があったので注文すると、「お客さんが好意で置いていって下さったんです」と、4年前の(このシリーズの初作に当たります)余市1984をハーフで注いで、飲み比べをさせてくれました。僕はこのシリーズは余市1986からしか知らないんです。85、84は見たこともなかった。これは嬉しい! この1984はかなりクセがあります。でもそれがすごく好ましい。どうせ特別に世に問うなら、これくらい個性が発揮されてていいでしょう。飲みやすさならブレンデッドに任せればいい。
 更にマスターは、余市蒸留所で買ってきたという蒸留所限定の原酒も出してきて下さいました。10年と20年がありましたが、ここは当然20年を併せて飲ませてもらいました。こちらは甘みが強く後から出るタイプ。これもいいですね! ああ、蒸留所行きたいなあ・・・・。
 1月27日発売の宮城峡の20歳「宮城峡1988」ももう出回っているかな。余市以上に宮城峡が好きというへそ曲がりなので、これもまたむちゃくちゃ楽しみなのですが。一本2万円もするもの自分では買えませんのでね。店で頂くより他に道なし。でも宮城峡なら手元に欲しいかなあ・・・・なんて一瞬血迷いましたが、幸い市場では既にこのウイスキーは売り切れておりました。危ない危ない。さあ、おりえさん、また笑いなさい。