極楽地獄

 十三のbar.comeさんの「忘年会オフ会」http://barcome.usukeba.com/e27059.html
 これは紫さんが声掛けして下さって行きました。行ったことがありません。「コールバーンやノースポートやローズバンクといったポピュラーなもの(笑)から、キンクレースやレディーバーンといったレアなものまで取り揃えております」という、おっそろしい謳い文句。少々びびりながら、白州1998とベンリアックのインポルタンティカス・フモサス(ヘビーピート・トゥイニーポート)を持参して参加しました。時間帯12時〜19時ということで早いうちはひと気もないかと思いきや、1時過ぎに行ったらもう概ねカウンター一杯(その後次々常連さん方がいらしたので実はその時点ではまだ「まばら」と言うべきだったんですが)。幸い僕の持参したボトルはそこそこ珍しがられました。
 しかしこの方法はいいですね! お客さん皆さん通で、持ち込まれるボトルはことごとく垂涎モノ。結局僕が居た時点でローズバンクが何れもボトル違いで4本も並んだと申し上げればモルトをご存知の方はおわかり頂けましょう。ボトル1本持参と会費1000円でカウンターにズラリ並んだ希少なモルトが飲み放題。これは極楽であり地獄です。途中で踏ん切りをつけるのにどれだけの勇気が必要であったことか! 紫さんがボトルが追加される度に写真を撮っておられたので、僕はそれをアテにします。僕自身は店を出しなにお店の外観だけ撮影。よく見ると窓から白昼から飲みふける皆さんの姿がかすかに。
 持ち込まれたものには、モルトではないもの(モルトと言うには年数が足りないもの、ブレンデッド、など)もありましたが、それ以外のものはマスターによって15mlずつボトルにバッティングされて行きました。最終的にどんな代物になるや知る由もありませんが、相当高価なバッテッド・モルトになることは間違いなし。これは今回参加者に限り、次回来店時に味見できるとのこと。こりゃ行かぬ訳にいかん!