ワイルドスワンズのキーケース

　不覚にもキーケースを失くしてしまい、新しいのを入手しなくてはいけない。と考えたとき、ワイルドスワンズしか考えられなかった。それもペン先調整の森山さんのお店で扱っている、フルハルターとのダブルネームのもの。もともと縫製のしっかりしたワイルドスワンズが、革の質と色にも徹底的に凝った、妥協を許さない品質の高さは、フルハルターのホームページで常々拝見して涎を垂らしていたから。ただ基本的には東京のお店に行って直に品物を見た上での買い物になる。だめもとで森山さんにメールしてみると、なんと「ワイルドスワンズの製品は通信販売はしていませんが、43210さんならお受けします」という寛大なお返事を頂いた！　なんてありがたいこと！
　選んだのはbunchという名のキーケースで、革はミネルバ、色はgrigio。http://members.jcom.home.ne.jp/can-do-now/fullhalter/kawa71.html　グレーのようで、グリーンがかっている。何とも言えない深い色合い。この革の特徴のひとつがいわゆる「熟成」つまり経年変化の妙。これがこれからどんなふうに熟成していくか。本当に楽しみ。
　そのワイルドスワンズのケーズファクトリーのお店がついにオープンするとのこと。http://members.jcom.home.ne.jp/can-do-now/fullhalter/kawa76.html　ここ、行きたいなあ。

　ミネルバという革について。http://members.jcom.home.ne.jp/can-do-now/fullhalter/kawa53.html

　革製品の色って、写真によって随分イメージ変わりますよねえ。これがその印象をちゃんと伝えているかどうか。