「ICHI」試写会

sa10kazu2008-10-17


 またまた妻の試写会ハンターが始動しました。僕が学校祭で動けなかつたから、9月は応募を止めていたそうです。それが再開するなり即成果が。すごいな本当に。既に次のも招待状が届いています。「レッド・クリフ」です。
 で、「ICHI」ですが、さかんに宣伝してますように、綾瀬はるか主演の女版・座頭市。とにかく早く職場出ないと間に合わない、という頭があって、仕事あるのに無理して時間休まで取って飛び出して来たらなんと1時間違えてました。「何だ、その辺で時間潰そう」と思いながらもとりあえず試写会会場に行ってみると、開場1時間前にして既に行列ができてる! なんだこいつらと思いながらも並びましたよ。やがて妻も合流しました。立ちんぼ、長かった。入場してみるとカメラが結構な数入っています。こりゃ誰か関係者来てるな、とは思ってたのですが・・・・。ああ、びっくりした。なんと、曽利文彦監督と出演者三人つまり綾瀬はるか大沢たかお中村獅童がズラリ並んだではありませんか! 芸能人にあんまり興味ない僕でもさすがにこれはちょっと興奮しました。しまったなあ、もっと前の席に座るんだった! この前の「次郎長三国志」でも監督のマキノ雅彦さんが来ていてラッキーだったのだけどこれは妻も事前に知っていてびっくりはしなかった。今回は前知識なしだったので余計でした。現物のスターというのはやはり堂々としたものですね。特に獅童さんがサービス精神旺盛でしたね。前日に父上が亡くなって、本当はお辛いだろうに。
 で本編ですが、思ってたより良かったです。編集もCGも駆使してですが、殺陣も結構スピード感ありました。もっと「シッカリ」魅せて欲しかったですが。「ああ、そういう形で『本家』座頭市と関わって来るのか」という仕掛けあり。
 5年前のたけし版「座頭市」に批判的な方が割とこちらを高評価されてるようです。僕はたけし版の破天荒さとスピード感が好きで、また観たくなってきた。あの時は別に本家勝版座頭市は意識しなかったのですが、今回は「原作/子母澤寛」という文字を見て、原作と勝・座頭市に興味が湧いてきました。早速amazonで手配を。原作って、ほんの数ページの代物だったのですね。知らなかった。勝・座頭市は膨大な作品数がありますが、僕が生まれるより以前に作られた、最初の3作を観てみることにしました。う〜ん、楽しみになってきた。