参観

 今日が校長先生の授業参観でした。
 これが査定に影響するということをなんとなく知っている生徒もいて短絡的に「これで先生の給料決まるんやろ」なんて言い方をしたもんだから、生徒たちはえらい静かに真面目に授業を受けてくれました。いや、君らがそんなに余所行きになることはないんだが。むしろもっと普段みたいに内容について絡んで来てくれる方がいいんだが。それでも寝るやつは寝ます。実態は見ていただいた方が良い。2時間連続授業なのですが、1時間目の参観の反動で、2時間目はえらくやかましかった・・・・。まあ彼らも随分僕に気を遣ってくれたということですなあ。
 教材が漱石の「こころ」ということで、生徒がご自身と教材を共有したということを喜んでおられました。やはり「黒い光が・・・・」というくだりが今でも強烈に印象に残っておられるということでした。校長先生が見ておられるところで先日日記にも書いた「なぜ先生は死んだのか」というところに入れば、この問題校長先生も当ててご意見伺おうと思ってたんですが。とてもそこまでは進みませんでした。まとめにはまだ少し時間がかかりそうです。大事なところなので、慌てません。