we are sneaker ages

晴れ舞台

 中高生の軽音楽系クラブの大会です。ウチの軽音楽部も参加するので行って来ました。IMPホールです。
 ナメてました。すごい人! 148校参加で大会期間は全10日間。今日はその3日目。17校が出演。そのうちウチは14番目。ということをパンフレットもらって初めて知りました。そりゃようけ来てるはずやわ。まともに椅子には座れず、通路に面したとこの椅子の後ろのちょっとした突起にとりあえず座ってとの誘導の指示に従いました。後ろ向きなので体ねじって舞台を見るも、応援の子らがポンポン振り回すのでほとんど何も見えません。
 しかし、当たり前と言えばそうなのですが、みんなうまい! むっちゃうまい! 課題曲4曲からひとつ選んで、あと自由曲と合わせて各校2曲ずつ演奏するのですが。1校が自由曲でオリジナルを披露した以外は皆コピーなのですが、ただコピーするのでなく、巧いところになると大胆に編曲してくるんですね。一番バリエーション豊かだったのが「CHE.R.RY」。いろんなバージョンを聴かせてもらいました。ハードロックからフォークから、ちょっと不思議なのんまで。あまり変えようがなかったらしいのがコブクロ「桜」。それにしたってみんなちゃんとハーモニーつけて歌ってましたよ。一番迫力があったのが某校が歌った「ありがとう」。はじめあのスマップの曲とはわからないほどのアレンジぶり、そして演奏&歌の迫力! こいつら絶対にステージ金とれますよ! 圧倒されました。ウチの子らも頑張ってました。すごく緊張してるのが伝わってきましたが、堂々と演じてましたよ。
 すごくいいなと思ったのが、大規模クラブで大応援団を擁した学校が多かった中で、どの応援団も全ての学校の演者に同じように熱心な応援を送っていたこと。ライブハウスの熱気そのままに、どのパフォーマンスもめいっぱい楽しもうという雰囲気でみんなが一致していました。だから特に応援団も結成できなかったウチらなんかも全応援団が声援を送ってくれるんですね。嬉しかったなあ。生徒らも、すごくいい体験になったでしょう。去年来られた新しい軽音楽部の顧問の先生が、ただ「楽しくやろう」だったクラブにテコ入れして、それで辞めて行った子らもいるのだけど、こうして大会にも出して、本当にクラブらしい体験をさせておられるのに頭が下がります。学校の要職に就かれて本当にご多忙でしょうに。
 僕もくたびれたけどうきうきした気分をもらって帰ることができました。