バー・メイン・モルト

白黒で撮ってみた

 libra55さんと三宮のバー・メイン・モルトへ行ってきました。とにかく何でも出てくるバーです。libra55さんも何か探しているウィスキーがみつかるのではないか、と思いました。
 金曜日の夜ということもあるんでしょうが、行くとお店は満杯。幸いお二人連れが切り上げて下さったので、無事座ることができました。それからもずっと一杯で、マスター孤軍奮闘。常連さんに人気のハイボールも炭酸が切れてしまって打ち切りになるほど。我々も、次から次へとカッポカッポ、というわけにはいきません。ゆ〜っくりじっくり飲むことになりました。
 僕はグレングラッソー19年、余市20年、ロングモーン1970年、インチガワー12年のオールドボトル。最後の古いインチガワーはズラリ並んだボトルの中のどこにあるかがわからなくなり、マスターがでかい懐中電灯で必死に発掘して出してくれました。libra55さんは気になっていたというオーバン14年を皮切りに、これが旨いのだと聞いていたというタリスカー10年のオールドボトル、一度飲んで感激したというグレンモーレンジのフィノシェリーフィニッシュ、〆にカリラの27年。これはボトラーズ、キングスバリーのもの。ずらり並べると壮観ですよ。ふたりとも「これがあればいいな」という代物が、ことごとく見出されたということです。やっぱり凄い店です。
 libra55さんは上手にカメラを使って写真を撮っていかれる。僕はせいぜい飲んだ酒のラベルを真正面から撮る程度。この夜撮られた写真、欲しいなあ。
 なんせゆっくりペースで飲んだので、酔いが全くありません。僕が夜更かしできるものなら続いてバー・キースにもお連れしたかったのですがそうもいかず、そのまま別れました。彼は必ずや更に酒道に邁進されたことでしょう。また次は梅田のバー・ハーバー・インにもお連れしたいし、北新地のバーも開拓したい。紫さんが企画してくれている山崎蒸留所にも行きたい。ご一緒したいネタはたくさんある。彼のシングルズ・バーは、お店がテレビで紹介されたこともあり、予約がちっともできなくなっているそうだ。これも開店されたらまた是非行きたいし。
 僕は会えば喋ろうと思ってたことは結構いろいろあったのに、なんかあんまり話題を提供しなかった。ぼっとしてた。本気でウィスキーの方に気が行きすぎてた、ということもありますが・・・・。そういう時でもlibra55さんはさりげない配慮で適度に会話を作って行ってくれる。モテる男ですよ。