鶴のひと声

 表題はウソです。
 ずっと続きの話なのですが。科会をし、大筋で僕の出した案が科の案となり、文系3教科の最終刷り合わせへ。そこでもおおむね了承されたと思いきや全体との整合性という点で話が行き詰ってしまいました。が、結局僕の発言で一気に合意に達しました。こんなことは極めて珍しいです。新校の中核を成すカリキュラムについて自案が決定稿となるのは悪い気分ではないです(そんな大事な話を三日で仕上げるのか、と、皆さんも自嘲してはりましたが)。まあ合併相手校との話し合いで大きく変わってしまうのもまた目に見えておりますが。
 電子辞書の件も科会で皆さんに伺うことができました。積極的に導入に首肯する方もないかわり、僕のように強く反感を持たれる方もまたないようでした。三冊辞書を買うのとソレひとつを買うのとではどちらが高くつくのか、という程度の反応です。ただmixiの方のコメントでがいこつ氏から頂いたと同様のご意見、自分が使いこなせない機器を生徒に勧められないだろう、という卓見もありました。ということで「モニターになることには反対せず」という結論です。当の電算機メーカーの方が体調を崩されたとのことで結局今日はお会いしなかったのですが。こちらが何も期待してなかったのでどうということはありませんが(むしろ急に入った会議とのブッキングが解消されて助かりましたが)、普通に考えればビジネスマンとしては大変大きな失態ですね。自分から申し込んだアポですからね。這ってでも行くか代理を立てるのが本来でしょう。代理を立てたら自身の仕事が他人にとられてしまいますから、それはしたくないという気持ちは判りますけれど。
 まあ、なんせ今日は本当に珍しく僕の意見中心にまわりましたので、睡眠不足の割には30年に一度くらいの冴えだったのでしょうなあ。