急ぎ働き

頑張りまんがな

 国語の主任ですので、新校設立のためのカリキュラム作りに一応携わっています。と言っても決して中枢にいる訳ではなく単に教科の意見集約をしているだけですが。
 で、英・社の主任先生方と文系選択の生徒のモデル案を作っているのですが(これも社の先生にほぼ「おんぶにだっこ」状態)、今日の夕方になって新しい学校設定科目の案を明日までに出してくれと言われました。新校は他校との合併になるのですが、その相手校との打ち合わせに行くあさってまでに急遽新案が欲しい、と。中枢であるプロジェクトチームで審議した結果もっと「言語」に特化した科目が欲しいということになったらしいのですが、無茶な注文してくれます。そんな大事な話を科会も持てない条件で出せと。しかも、カリキュラムというのは全体のバランスを考えて練られているのですから、何か目新しいものをひとつ投げ込めばいいというものではない。それを入れ込むことによって他の部分のバランスをどう変えて行くかはいちから考え直しのはずです。いくら相手校との打ち合わせの叩き台だと言って、今晩ひと晩考えて出してで済む話なのかな。国語で「言語」的科目と言われたら「国文学」でなく「国語学」ということにしかならない。文法・言葉の繋がりに徹底的に注視した読解を徹底的にやる講読科目、ということくらいしか思いつかないが、たぶんそんなんじゃコマーシャルにならないからボツになるだろう。無茶な話だよまったく・・・・。
 写真、また生徒のミニ絵馬で申し訳ない。クラスの生徒がくれました。生徒にとってはじゃまな作品の処理に困ってのことだろうが、これは僕に「もっと努力せよ」と言う啓示と承り、職場の机上に飾ることにしました。