ずっと午前中授業がいい

 卒業生がクラブの面倒を見に来たついでに顔を出してくれた。夏休み中にうまく会えなかった卒業生。教室で文化祭の打ち合わせをしているところまで顔を出しに来てくれた。ちょうどまた彼が育った男子バスケ部の後輩が打ち合わせに残ってた中に4人もいて、何やら僕の情報交換をしていた。練習も見に来てというので後で体育館も覗いてみた。卒業後は就職した子だが、仕事は大変らしい。製造業、激務のようだ。バスケやってる姿がものすごく生き生きしてた。他にも何人も先輩が来ていた。和やかな練習風景。クラブは、こういう繋がりがとても濃い。いいなあ。実は昨日もふたり卒業生が来てくれていたのだが、僕は急な歯痛で歯医者に行ったため会えなかった。
 その前日には「どうしても見に来てくれ」という吹奏楽部を見学に行き、テナーサックスを初めて吹いてみた。案の定思ったように音は出なかったが、それでも予想していたよりは吹けた。デスクに残している仕事は気になるものの、午前中授業だからこそこうやってクラブやなんかもうろうろと見て回れる。せめてこれくらいの余裕があると、生徒のいろんな顔が見られるんだがなあ。