夢のカタチ

夢


長い長い会議が終わって、担任会室に書道の先生が顔を出された。課題を返却したいのだが、この放課後に各教室の後ろに並べておいて、明日朝生徒が来たら自分のを持ってくようにしといていいか、とのこと。はあ、どうぞ、と言いつつ並べるのをお手伝いした。
並べてみるとこれが面白い。芸術科目は選択なので数は少ないのだが、それでもなかなか壮観である。
作品は、いづれも色紙に夢と書いたものである。実に様々な夢の字が並んでいる。字にはいろんなカタチがあっていいんだよ、というのが、一年生最初の講義なのだそうだ。
とりどりの夢のカタチ。みんなそれぞれの夢を持って欲しいなあ。