日帰り旅行

こんな景勝地も

春休み唯一の家族サービス。嫁が新聞の折込み広告で見つけた日帰りバスツアー鳥取へ。鳥取は母の出身地だが、非常勤時代に一度採用試験を受けに行って以来だ。
バスツアーというのも初めて。とにかく盛りだくさんで、ほんのひと口「ご試食」とかいうのがしょっちゅう。肝心の昼食はどうってことのない中身だったが、試食の方ではいろいろと味見できて楽しかった。要はああやっていろんな店に寄る、その店々との契約があるからあんなに格安でできるんですなあ。
天気がもうひとつだったんですが、終盤まで大した雨にはならなくて助かった。船での周遊も珍しい景勝を見せてもらえたし、個人的には智頭という旧宿場の散策が良かった。ほんの小さな区画だけれど、古い家並みが保存されている。杉玉の工房もあったし、何より『夏子の酒』でお馴染み諏訪泉の蔵(と言っても入れたのは販売店だけど、漫画の原画展などを壁一面使ってやってたりした)があったこと。しっかり試飲して1本買って帰りました。砂丘ではラクダの写真を撮ろうと思ったら、携帯で撮るだけでもカネを取られるというので、すっごい遠目から1枚だけ撮影しました。
最後に「おみやげ」というのがつくんですが、言わばこれが一番豪華。大雨になった中をえっちら持って帰ってみると、クーラーボックスの中にはかにすきセットと大きな烏賊と、大量の甘エビとサザエと帆立。これが二人ぶん。とりあえずの後処理だ大仕事でした。甘エビはすぐ食べようとしたのですが、とても食べきれる量ではなかったので翌日揚げることにしました。
帰ってからまで潮の香りを満喫。盛りだくさんながらひとところでは数十分ずつしか時間がなくとても慌ただしかった。もうちょっと絞ってゆったりしたかった気がするが、それならこういうツアーは使わず自力で行くべきなのね。