男はみんなコレクター(あるいはギャンブル好き)

ベイダー卿のん

写真のモノ、何かわかる人手ぇ挙げて。ハイ。ベイダー卿ライトセイバーですね。ただしミニチュアです。ちゃんとしたおっきい奴は、以前ベイダー卿からお下がりをもらってます。もちろん修行はしてないのでスイッチは入らないようになってます。嫁にみつかると離婚されてしまうので、今は弟の家にディスプレイされていますが。
このミニチュアサイズは値段も手頃なので(と言っても普通の人の感覚からしたら論外な高値なんでしょうが)比較的集めやすいですな。
これはエピソード3でぶら下げてたやつ(のミニチュア)だそうで、画面にちゃんと映ってたんですかねえ、そんなもん。エピソード3に出て来るセイバーは、旧3部作につながる大事な道具でして、当然デザインが同じものでなくてはいけません。が、昔の映画の小道具をベースにしつつも、かなり意識的に細部をリニューアルしちゃってるんですよね。なんでそんなことするんだろ。それに、オビ=ワンやアナキンの物は新シリーズで徐々に旧作のデザインを意識して近づけられて行くものだと思ってたらむっちゃ適当でしたしね。オビ=ワンのなんて、メイキング映像を見ると、演じていたユアン・マクレガーに数本見せて、本人がかっこいいと思ったものを選ばせてたし。アナキンのは、2作目で既に旧作のベイダーのと色が違うだけでほぼおんなじの一気になってた癖に、3作目で「ルークのセイバー」に近くなって登場(でも同じじゃない)。順序がおかしい。
でも実は、こんなふうにセイバーのデザインを云々するのは日本のファンだけだそうで、インタビューでルーカスは明らかに「んなもんどうでもええやんけ」的な発言してました。確かにストーリーには全然関係ないよな。でも、小説でもそうだけど、登場人物の持ち物って大事ですよね。説明描写など抜きで、その人物を語れるもの。「アナキンのライトセイバー」というのは、旧作で主人公ルークに「父の遺品」として渡される、ストーリー的にもかにり重要な小道具なんだから、あんまりええ加減にはして欲しくなかったよなあ。案外、次の旧作DVD リリース時には、またCGで細工して、新シリーズのデザインにセイバーだけ置き換えてしまってたりして。
リリースされる度にあちこち手直しされるのは、それはそれで勿論楽しみではあるのだけれど、今度いっぺん劇場初公開時のバージョンでDVDリリースしてくれんもんかなあ。と思うのはおっちゃんだけでしょうか。
今回すっげえオタクな話・・・・。