松林5周年

特大の鯛

 今月で開店5周年になる、そば打ち松林。それをお祝いする会が、常連さんの主催で行われた。お店のある梅田センタービルの31階のラウンジを借りきってという本格的なパーティ。
 7時スタートの会に、僕は7時を過ぎてから職場を後にして向った。応援団の練習が7時まで認められているので、そいつらを追い出してやっと1日の業務終了だ。結局会場に着いたのは8時前。
 大変な盛会である。夜景の美しい会場に、正装したみなさんが目に眩しい。80人ほどの方が集まっておられるとのこと。すごいよこれは。カウンターでは焼酎からカクテルまで飲み放題。う〜ん。やはりすっかり乗り遅れてしまった。と、「ここでゲストの紹介」。お客さんのひとりである、というオペラ歌手の方によるミニリサイタル。アカペラでアリアを3曲。いづれも耳に馴染んだ名曲である。酒に酔う前からいきなり夢見心地だ。どうやらオイシイところには間に合ったらしい。
 ボケっと突っ立っている処をべスとmifikoが見つけてくれた。お二人ともドレスアップしてとっても素敵だ。見回すと顔馴染みの常連さん方がいっぱい。やっと会場の中に入れたらしい。
 お話をし、残っている食べ物もいただく。Sさんが持って来て下さった特大のタイもいただく。お次のゲストとして、ご主人が家族ぐるみでお付き合いのシンガー・ソング・ライターさんが紹介される。「島田のブンブン」を作曲された方。この方はギターの弾き語り。いきなり一曲目が映画「ローズ」主題歌の日本語版。ご自身の訳によるという。なんだか夜景とあいまって、たそがれたくなる気分になってしまった。
 真峰さんと、山本酒店計画のお話をしたり、Oさんがそもそもこのブログを発見されたのだという話を伺ったり。何人かの方がここを最近お読み下さってるとの由。下手なことは書けんなあ・・・・。
 それにしても、なんと素敵な会であることか。こんなにもたくさんの常連さん方が松林さんの蕎麦と人柄に結集されてるのだ。その温かさ。こんな場に居られることの幸運。大きな会は苦手で、実際あんまり他のお客さんとお話もできずにチビチビと酒を喰らっているだけだったが、この時間を共有させてもらっている我が身の幸運に、出会いと友人のありがたみを改めて思った。
 心残りは、こんな時に限ってカメラがなく、写真が撮れなかったことか。どなたか当日の写真、めぐんで下さい! それと、真峰さんの肝心な連絡先をよく考えたら僕はまだ伺ってなかったということ。また普段の松林でお会いした折に教えていただこう。
 気さくな常連のみなさま、またカウンターでかまってやって下さい。そして松林の親父さん、10周年も15周年も、いつまでも絶品の蕎麦お願いします☆