10年研

今日はダイコンのけんを独り占め

 採用10年目研修の連絡がまわってきた。そうかあ、苦節6年で採用試験に受かってから、もう今年度で10年目に入るのか。最近の公務員攻撃で10年目教員に与えられる賞与は今年度からなくなってしまってギリギリで僕はもらえないのだが、研修はちゃんとついてくる。
 見ると、夏休みに20日間も拘束されるんだよ。初日なんて「開会式・オリエンテーション」だって。なめとんのか。ヒマやないんやでこっちは。夏休みに20日間も拘束されたら、仕事にならんのは勿論、休暇も一切取られへんやんけ。ただでさえ休まれへんのに。講演会も講習も討論も、そりゃもちろん受けないよりは受けた方がいいんだろうが、一体何にこんなに躍起になっているのか。そんなにガッチリ管理して掌中に収めて屈服させたいのかキョーイクイインカイ。こういうことを考える役所方の連中に、逆に現場研修をさせてみたいね。担任なんかさせてみたら、きっと3日で「ごめんなさい」って帰って行くだろうさ。
 この研修の中に、最近はやりの「社会体験実習」というのがある。一般企業に入って5日間過ごせ、というやつ。これだって勿論一般企業での経験というのも貴重なものであるには違いなかろうが、逆に5日間って、邪魔しに行くだけやん!(いや1年間行けとか言われたらそれはそれでキレるけど。)それも、受け入れ先は自分で探せ、ですと。それこそ一般企業さんはアッケにとられるでしょうね。たぶん依頼書みたいなのは1枚出るだろうが、そんなもん1枚持ってきて5日間雇え、とか(もちろん給料をもらうわけではないにせよ)。本来なら委員の偉いさんが足運んで受け入れ先を探し、ちゃんと頭下げてまわらにゃアカンやろ。菓子折りだって当然要るだろうし。そういうもんも含めて経費は自分持ちだもんね。
 ただし、僕個人にとっては実はイヒヒなのである。自分で探していいんでしょ? へっへ〜、何処に潜り込もうか? ま、実は一番順当なのは親父の手伝いをすることなのだ。父は個人で仕事をしているが、経費の問題もあって人は雇っていない。このご時世だ。全然仕事のない数ヶ月があるかと思えば体が10あっても足りないような多忙な時もある。仕事がある時期なら僕が手伝うことができれば一番いいのだ。僕だって一番気を遣わずにできるし。でも、せっかくだしなあ。
 次にお願いしやすいのは、何と言っても蕎麦打ち松林か山本酒店だろう。5日間雑用させて下さいとお願いすれば、使ってもらえるような気に勝手になっている。どうせ僕なぞロクな使い物にならないのは明白。バイトしてる皆さんに迷惑かかっちゃいけないしね。でもまあどんな仕事でもいいから、使ってくれないかなあ。まだちょっと決定には時間がある。どうすっかなあ?


かわいかったんで勝手に持ってきちゃったよ・・・・
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