「きもち」を頂く

「きもち」

 「私のきもち、受け取って下さい!」と生徒が差し出したのは、「き」と書かれた「もち」だった。理解するのに7秒ほどかかってしまった。これが今日のネタ。
 生徒から義理チョコをもらって相好を崩すのは、どうも恥ずかしい。男性教員間ではほんのちょっと「どれだけもらうか」で張り合ってるような感じもして、これまた恥ずかしい。女の子たちは、いっぱい作って来てお互いに分け合うというのが最近の傾向。女の子同士で食べあっていて、男子は案外ありつけていない子が多いみたい。大人はむしろ利害がないので安心してあげられるようで、女の先生も同じようにもらっている。中にはあからさまにお返し目当てのヤツもいて、ひとカケラで豪勢なお返しをせしめようと思っておる。まあ、かわいらしいものであるが。