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グラスのデカさ、わかる?

 本日をもちまして、謹んで37歳を迎えさせていただきました。30代中盤は過ぎ、これにて下旬に突入です。
 休み時間、担任の部屋に突如数人の生徒が乱入、「ハッピー・バースデー」を歌ってくれました。去年担任クラスの子たちが中心です。そしてプレゼントしてくれたのが本で、その名も「ルパンも知らなかった! 峰不二子の謎」。どうしてこいつらはこういうツボを知っているのか。これで学年末試験を受けることになりました。
 そして帰りに久し振りに山本酒店へ。行くとご主人「ちょうどいい処へ!」。僕はいつもいい処へ行くのだ。何がいい処かと言うと、さるお客さんがとてつもなく大きなテイスティンググラスで大黒の大吟醸を試飲されているところだったのだ。何でも新潟の友人が、来るならそちらの酒を持ってこいと仰っているとのことで。それなら大黒の大吟は持ってこいですぜ。自信を持ってご持参なされませ。
 で、僕も早速そのグラスで大吟醸を飲ませていただいたのだが、これがものすごく香りの立ちが良いのだ! 「いいですねえ!」と言っているとご主人なんとこのグラスを2脚、手早くボール紙で包んで「差し上げますよ」と出して下さった! こりゃまた何よりの誕生日プレゼントである!(それだけでなく、大黒の酒粕までいただいてしまった。)
 そこに常連さんで野田にギャラリーをお持ちの方が登場。最近トイレのリフォームというのを提案されているという話になる。変な話と思われるかもしれないが、トイレをあなどってはいけない。伺ううちに、「トイレから世界が見える」という話にまで広がった。これはまさにその通りで、実はトイレは生活文化の原点のようなものである。実に大切な部分だ。以前からサニタリーの重要性は山本さんも言及されており、ついに山本酒店のトイレ革新計画が始動することにあいなった。どうぞみなさんご期待ください! そして益々山本酒店で試飲と対話を楽しみましょう!