麺喰い新年会

はつはるの風景

懸案であった堂賀を目指して始まった我が麺喰い同盟新年会である。ただここで湯葉を食うことを夢見ておった会長りきこが体調思わしくなく参加叶わず。誠に残念である。
集合はわが町西宮。阪神西宮駅から通称ラーメン通りを北上。道々のラーメン屋をmifiko氏が順次激写。僕がせねばせねばと思いながらサボっていた仕事をして下さった。
そして本日の第一麺喰いはラーメンの大勝軒。この日記でも何度か書いて、べス殿が一度是非とリクエストしてくれたわけだ。べス・mifikoふたりで、名物「もりそば」と「中華そば」を仲良くわけっこしつつ完食。「もりそば」は麺2玉が基本なのでなかなか大変なのだ。
その後再び阪神に舞い戻りスタバで一服。なにせ晩メシまでにまだまだたっぷり時間がある。ゆっくりしてから、いよいよ三宮へ移動。
三宮ではまず生田神社へ参詣である。実は僕は初詣というやつをしない(と先日も書いたっけ)。若い頃はちゃんとしていたのだが、いつの頃からかやらないのが決まりになってしまった。10年以上前にH高の講師仲間で行ったことがある。あれ以来ではないかな。
天下の生田神社も5日ともなれば人出もたいしたことはない。それでもはつはるの風情は味わうことができる。まず最初にする手を清める手順。筋骨隆々の頼もしい狛犬。晴れ着。お賽銭。奥では奉納の舞い。御神木。そして絵馬。絵馬は人生劇場である。ひとさまの願掛けを笑いのタネにしてはいけないが、しかし絵馬を見るのは楽しい。微笑ましいものあり。やたら具体的なものあり。切羽詰ったものあり。願掛けというより決意表明になつているものあり。意味不明のものあり。「バカップルを目指す」というものもある。いいね。そうそう、ちゃんとピンク色ハート型の絵馬があるんですよ。商売がお上手で。なんだかいっぱい楽しいものがあつたんだがなあ。ありすぎて忘れてしまった。お二方、なんか覚えてないですか?
さて正月らしいことを済ますと次はなんとなく北へ。一応情報誌で見たパンとチーズのお店「」を目指しておるうちに、もう異人館街の一角である。ここらへんはハイソな雰囲気ですな。目的のお店を発見。僕はチーズをちょつとずついくつか、パン好きのべスはおいしそうなパンを。神戸といえばパン。ここからがべスの「神戸パン行脚」の始まりであった。
更に歩き、ぶらりと古物屋へるここではmifikoが店のばあちゃんの話に目をキラキラ。肝油わいただくものだという二重の杯を買っていた。昭和中期以前の代物だと思う。僕は安い九谷の猪口を買う。ふたつ買った。いつこはlibra55さんにあげよう。すぐ隣が有名な北野ホテル。向かいがホテルがやってるこれまたうまそうなパン屋さんだ。ここでもべスは勿論パン行脚だ。
そこからは南へ下りながらあの店この店とぶらりぶらり。一度喫茶店で休憩してからまた店々をまわる。レディスのお店になど普段入らないから新鮮である。しかし三宮ベネトンはメンズの商品がちょびっとしかないんだな。
そうこうするうち6時もまわったのでいよいよ堂賀へ向かうことに。
寒いので僕はいきなり日本酒をもらう。彼女らは焼酎の蕎麦湯割りである。いい香りだ。そしてもちろん湯葉刺しはじめ豊富なメニューからいろいろと迷いつつ注文。そばがきが松林のものと全然違うのも面白い。三色蕎麦というのを頼み、三人でつっつく。その後この店で僕の好きなせいろ、更に季節の柚子切りもいただく。柚子切りは香りのものなので、つゆにつけずに食べて美味なのを発見。他のお客はちらほら来てはすぐ帰って行く中、我々は堂々3時間くらいのんびりと過ごし、最後は「蕎麦ビール」で締めた。
結局べスの神戸パン行脚は3軒行ったのだっけ。あれ4軒か? 求道者である。(こちら参照http://diary2.cgiboy.com/1/bethbeth/index.cgi?y=2005&m=1#5
こうして同盟のミッションはふたつ一気に遂行。会長が参加できなかったので堂賀はまた改めて推参するが、あと残っているのはとりあえずは宝塚の「いちから」か。なかなか精力的な活動である。新年からよい感じだ。関連事業としてmifiko会員個人のミッションがあるのだが、これについてはまた改めて。
* mifikoさんからPE’ZのCDをいっぱいお借りした。白と黒さんからお借りしているものと合わせると、もしかしてこれでコンプリート?
そのmifikoさんのリポートが仕上がっています。完璧です。こういうのが見たかった。
http://mifiko.bblog.jp/entry/117447/
http://mifiko.bblog.jp/entry/117491/
http://mifiko.bblog.jp/entry/117537/