怒り心頭に

まだまだ準備中

文化祭1日目。
と言っても本校の場合、一日目はステージだけだ。外来客はなし。生徒の拘束は開会式のみで、あとは見たい者は見る、クラスの準備がまだならそちらの作業をするも良し。となれば当然人間ルーズなもんで、この日の時間を当て込んでどのクラスもまだまだ完成していない。ウチのクラスも然り。ところが中心になってやってるメンバーはみんな有志で舞台に参加している。友達もそういう子が多いから、結局クラスで準備をしているのはおとなしい、真面目な一部の子だけ。舞台も見ない、でも手伝いもしない、というだらけたその他大勢の連中がそこいらでヒマをもてあましている。僕としては、教室で準備の手伝いはやりたし、舞台で見てやりたい生徒の発表は多し、で、悩ましい処なのだが・・・・例の台風接近の対処を話し合うための会議会議で、そのどちらも全然できず。どっちの生徒も不満面である。しょうがないんだが。「だって○○先生は見てくれたもん」「だって○組の先生はずっと教室で手伝ってはったもん」。まあ生徒にしてみりゃそう思うわなあ。俺は職員の文化祭委員で云々と言ったところでわかる話ではない。それに、担任の職員室もカラにしてはいけないのだ。常時生徒が来ていろんな仕事があるし、電話だってかかる。でも教員で特にシフト組んでる訳じゃないので、たまに職員室に帰ってみるとカラになってるその部屋に、俺が留守番してるしかない。そんな事情も生徒に言うわけにいくまい。貧乏くじだよなあ。
ステージが終わった生徒は、じゃあ即刻クラスに戻って手伝うかというとそうではなく、舞台独特のムードに乗って気分が高揚しているから、それだけで盛り上がり完結してしまい、クラスはどうでもいい気分になってしまうのだ。やっぱりこの初日舞台・二日目展示というシステムはよくない。初日にフィナーレ気分になってしまう。う〜ん。