許されざるものとは

トップガン!

テロリズムは卑劣だ。と思う一方で、必ずテロを生む「もと」がある筈で、テロに走らざるをえない人々もあるのだ、とも思ってしまう。テロを利用している巨大権力が必ずあるので、たとえば某大国など、本気でテロの根源を絶やそうという気など更々なく、それどころかテロ自体はなくならない方がありがたいと考えているだろう、と思ってしまう。つまり権力者こそがテロの根源である。まだ「華氏911」を観ていない。「ボーリング・フォー・コロンバイン」が良かったからといってマイケル・ムーアを盲信するつもりはないけれど、あれに対する数々の批判について考えるためにも是非観ておきたいと思う。
それにしたって、テロは許さない。テロの被害者や遺族がそう口にするのは当然である。どんな事情も人を殺していい理由にはならない。「正義の戦い」「止むを得ない戦争」と言う人は、お前が行け。お前の息子を犠牲にしろ。それをしないなら一切偉そうにヌカすな人殺し。
大所高所からものが見えぬ僕の結論は、結局いつもこうだ。