俺だけの絵

ひとつだけの絵

ついに来た。
だいぶ前、この日記でもフルハルターの10周年記念万年筆を作っていただいた話をしたが、この時同時に、この自分のペンを絵に描いていただくこともお願いしていたのだ。これはフルハルターで斡旋してくださる特別なことで、雑誌でも活躍中の古山浩一画伯が、愛用の万年筆を絵にしてくださるというもの。
自分だけの特別なペンを、自分のためだけに絵にしてもらう。贅沢過ぎる話だ。古山さんは本の出版に携わって多忙だったようでこんな小さな仕事は完成までに時間がかかってしまったようだが、ようやく届いた。独特の味のある色合い。ペンとペンケースの難しい質感がものすごく綺麗に再現されている。CGみたいにただひたすらリアルなのでもない。あくまで古山流の絵であって、なおかつ一本しかない僕のペンそのものである。
ああ、嬉しい。実は今日はものすごく機嫌が悪くて、この日記にいっぱい愚痴を書くつもりだったのだが、せっかく気分が良くなったので今日はやめておく。それに、よく考えたら昨日は3時間半しか寝てない。今日は早く寝てやる!