昨日 虹を見た後

libra55さんとtaroheさんとで、以前ここでホームページを紹介した店「ガレリ・ブロカント」へ。もっかい貼り付けちゃいます。http://www.brocante.jp/
このサイトをなんとtaroheさんが作られたのだよね! 昨日伺ったらそれだけじゃなく店のチラシ(松林に置いてあった)や店のメニュー、店の入り口の、あれなんて言うのかわからない、和風の店なら「のれん」なんだが、まあそういうのまで含めてtaroheさんが作っておられたのだと知る。すげえよ、本当に!
JRの高架下にある店というので「すぐわかるだろう」と歩いて行くと、まあ確かにすぐわかるんです、だって周りには他に店らしい店がないんだもん。でもなんか「え・・・・ここでいいのかな、ホントに」というオーラが。勇気を出して入ってみると確かに合っていました。奥のカウンターには常連さんらしい方々がくつろいでおられたので、僕はガレージみたいな店先の方に陣取って、先にビールをやりながらあとのお二人を待つことにした(くせに、店の前を通過されたlibra55さんに気付き損ねた。不覚)。
サイトを見ていただくとよくわかるのだが、ここはベルギーの蚤の市を再現、というのがコンセプトのようだ。どうやら2階にそういう骨董品が並んでいるようなのだが、どーも一見「ただのガレージ」という風情の店の、その奥にどーも一見「普通に自宅の2階に上がる階段」という風情の階段を上がっていく勇気もなく、ただベルギーのビールを呑みながら間近に迫った文芸の会の課題図書を読み直しておりました。いま考えたらもったいないことをした。1階にもちょろちょろと骨董品らしい古めかしいラジオ(後で実際鳴らしておられました。真空管で動いてるんだって!)や絵画などが陳列されており、ちっちゃな古めいた絵に僕は興味を引かれたのだけど、どうやら値札はみなユーロの表示であるらしく、それが具体的にどれくらいの値がついてるのだか見当もつかない。今度行く時はもっといろいろ店の人に訊いてみよう。
libra55さんが言う「もと不良の親父たちの隠れ家」という表現が正にぴったりなのだと思う。メニューにもこだわりを感じる。ここはきっと馴染みになるとやみつきになると思う。taroheさんはサイトの作者だけあって店の方とは馴染みで、ただお客として来たのは初めてとのことだったが、先に飲んでいた僕とlibra55さんの連れと知るや店の方、びっくりされていた。そうだよな、ただの一元さんと思ってた客が、いわば「身内」の連れとは思うまい。おかげで会計はどうやら「会員価格」にして下さったらしく、むちゃくちゃ安くついた! 結構ひと品が高いんだけど、会員価格になるとそれがほぼ半額なんです。tarohe様さまです! そうそう、そこでtaroheさんが作っておられる本もいただいてしまいました。むっちゃかわいいキャラクターが描かれていて、これを勝手にウチのクラスのイメージキャラクターにしてやろう、学級通信に使っちまおう、と、けしからぬことを考えておるのでした。
さて残念なのはこの店がきっちり9時には閉めてしまうこと。さすがにまだ早いので、梅田まで歩いて更にもう一軒。今度はlibra55さんのご存知の日本酒の揃ったお店。かなりいっぱい置いてありました。僕は王道の菊水と真澄を行ったんですが、知らない銘柄もいろいろありました。制覇しようと思ったら、結構何遍も通う必要がありますぞ。嬉しいなあ、また一軒いいトコ押さえたぞ。ここでは僕は2杯しか呑まなかったが、それでも結構まわっていました。店の素朴なねえさんをおっさんどもが口説きつつ、終電近くまで。僕はちょうど最後の急行に乗れました。阪神はこの最後の急行が出るのが早くていけない。電車の時間でお二人に気を遣わせてしまいました。2軒目の方はナントlibra55さんの奢りですと! こんどはlibra55様さまです! 俺ほとんどカネ使ってないよ。
随分いろいろ喋ったのに、おしまいになって「そういや映画の話を全然してないぞ」。また是非次は僕のオタクな話に付き合ってもらうということで、よろしゆうお願いします☆